グローウィン・パートナーズ株式会社は2005年に設立され「お客様・スタッフを始めとする当社に関わる全ての人々の成長(Growth)と成功(Win)を支援する」を理念に、企業の経営参謀として、M&A支援・財務会計・人事・ITなど複数領域のコンサルティングを展開しています。同社では、カタリストサービスを活用して、経営効率の向上と売上高の増加を実現しました。その具体的な事例を紹介します。
ご利用サービス
トップチームの「決まらない・進まない・変わらない」を解決するカタリスト支援サービス
サービス詳細:https://note.com/tontomtomsom/n/na3fcdd8f3833
目的
・経営陣の会議をフラットに行いたい
・経営陣が、未来や戦略など経営的な議論に集中できるようにしたい
・議論と実行のスピードを高めたい
課題
・高い目標に向けて非連続な成長をしたいが、実現に向けた方針や施策の検討、 実行ができてない状況に陥っていた
・経営陣同士の本音の会話がしづらかった
生まれた成果
・過去最高売上の達成
・経営陣が未来の話をする時間の増加
・経営的なプロジェクトや戦略組織の立ち上げ
・関与メンバーの自律的な活動の増加
「経営陣が経営に集中し、実行スピードを高めたかった」CEO佐野様
佐野様
当社は、現在、創業20周年に向け、売上倍増を目標とする中期経営計画を推進しています。 目標を掲げた当時から、目標達成には、事業・組織・人材含めた経営全体の非連続な成長をしなくてはと考えていました。 ですが、サービス導入前の弊社では、経営を担う取締役が、現場メンバーとのディスカッションに多くの時間を使っていたり、 現場への負担に気を遣って大鉈をふるうことができないでいました。 このままでは、高い目標は達成できない、会社が未来に向けて進んでいかないと感じていました。
石原様
私は、COOという立場柄、経営会議や現場との会議のファシリテーション役を担うことが多く、 自分自身の考えや意見を出すことに集中できずにいました。 結果として、本来すべき経営の未来を考えることが、おざなりになっていることに危機感を覚えていました。
大竹様
私は、今期より取締役CSOに就任しました。就任当初は、現場側に意識が寄りすぎたりと、現場から経営に意識をシフトすることに難しさを感じており、もっと経営的な視座・視野を持たなければと感じていました。
佐野様
そんな経営陣が危機感を持っている時にカタリストサービスの提案を受けました。
カタリストの提供するファシリテーションと、ビジュアライズによって、経営陣3名が経営の話に集中し、決まった方針をスムーズかつスピーディーに現場と共有し実行できると感じ、導入を決めました。
「経営会議の議論結果が、迅速に実行に移される」
佐野様
現在、カタリストには、毎週1回、経営テーマを議論する「戦略会議」のファシリテーションと、各部への落とし込みを実施してもらっています。戦略会議で議論する内容は、組織、採用、育成、営業、マーケティングなど経営の重要なテーマです。
カタリストは、戦略会議の議論テーマ収集から、アジェンダ設計、当日のファシリテーション、議論結果のまとめまでを行ってくれています。カタリストが経営を経験していることもあるので、経営者と同じ目線で、本当に考えるべきテーマを一緒に考え、議論をファシリテートしてくれています。
大竹様
また戦略会議で決まったことを元に関係各部や全社に伝えるためのコミュニケーションプランの立案まで落とし込んでくれています。落とし込みをした具体的な例として、全社横断で社内の改善プロジェクトを行うコーポレートイノベーション部の立ち上げがあります。解決したい課題の設定から、部門ミッションの設定、メンバーの巻き込みキックオフ、直近1ヶ月からむこう1年先までの具体的な実施事項の整理までを、カタリストが伴走しサポートしてくれました。経営会議で決めたことを、スムーズに現場に落とし込んでくれました。
石原様
現場を巻き込んだサポートは本当に助かりますね。今までは、どうしても経営で決まった事だけを現場に伝えてしまうことが多く、伝え方までは頭も手も回っていなかった。結果として、戦略的なプロジェクトや施策がうまく進まないということが多くありました。そこをカタリストが解決してくれたことで、決めたことが進んでいくことはもちろん、我々が経営として本当に考えなくてはいけないことに意識を集中できるようになっていますね。
「現場が自律していく」
石原様
経営が方針を決めて、実行を現場が担うというあるべき形に変化していっています。経営と現場の役割が明確になることで、現場メンバーは、経営陣に頼るのではなく、自分で考えなくて動かなくてはと自律的に思考と行動をし始めています。
佐野様
以前は、経営戦略を現場を任せている執行役員、部長達と話し合いながら決めていました。しかし、執行役員や部長達は、お客様との業務を必死に進めています。それに加えて、未来も考えろ、そして動けというのは無理な期待をしていたのかもと思います。今では、執行役員メンバーが現場に集中できる状況になってきていると感じます。
大竹様
カタリストが、組織の神経をつなげてくれているのだと思います。それがある種、経営が未来に向けて進めていきながらも、組織全体と繋がっているので、会社全体として成長ができているのだと思いますね。
「本音のコミュニケーションで経営陣がつながる」CEO 佐野様
大竹様
カタリストがファシリテートしてくれてから、自分の意見を安心して出しやすくなったと感じています。これまで経営を担ってきた佐野と石原に対する遠慮も少なく発言ができています。
佐野様
代表という立場だからこそ、議論誘導をしてしまったり、発言に気を使わせてしまったりすることが、どうしてもあります。逆に、それをしてはいけないと思って、自分自身が発言しにくいと感じることもあります。ですが、今の戦略会議では、カタリストがファシリテートしてくれるので、気兼ねなく自分の意見を発言できています。
石原様
カタリストのファシリテートによって、心理的安全性の高い場は作られていますよね。
参加者が発言した意見がフラットにまとまっていくので、本音をそのまま出しても大丈夫だということもよいですね。それによって経営陣3名がより強固に繋がっています。
「カタリストは、戦略的かつ実務的な第三者」COO石原様
佐野様
カタリストは、当社にとって、社外役員や戦略的な社長室長のような存在だと感じています。当社のことを深く理解し、経営の意思決定をサポートしてくれることはもちろん、カタリストが他企業での経営にも関わっているので、客観的な視点も入れてくれています。
大竹様
我々、経営者という人間を理解し、何をしたいかを考えてくれていることも、その理由の一つかもしれませんね。サービスが始まる際に、なぜ私個人がこの目標を目指すのか?ということを明確にしたり、同じく佐野と石原の想いを知ることで、深く経営を理解してくれています。
石原様
経営だけではなく、現場の理解もしようとしてくれています。経営で決まったことをそのまま落としてしまうと、ハレーションを生むことはよくあります。ですが、カタリストが、現場メンバーはどう感じているか?を把握し、どのような伝え方だと理解ができるのか?といった下準備をしてくれることで、経営と現場が一体になっていきます。経営の言葉を現場の言葉に翻訳してくれていると思います。
佐野様
やはり経営陣3人で進めていた時と比較して、議論の質、実行のスピードが圧倒的に高くなっていると思います。
「意思決定のスピードを高め、21世紀型の組織へ」CEO佐野様
大竹様
経営会議の取り組み方を変えたことで、これまでよりも意思決定が早まり物事が動くスピードが変わったと私たちは感じています。結果として、未来への投資としての変化をさせながら、上期は過去最高売上を記録するなど、業績面でも効果が見られました。
石原様
これまでは、何かを変えるときはネガティブな反応が出ることが多くありました。しかし、カタリストが経営の未来を可視化してくれ、スムーズな変化を支援してくれたことで、目標に向けた動きをしながらも、現場を止めずに動くことができたと感じますね。
佐野様
私は、これからの時代の企業経営はアジャイル経営に切り替わっていくと予想しています。ウォーターフォール経営で取り組む企業も一定数いるとは思いますが、ビジネスの環境変化に対応しないと、掲げている目標を達成できません。我々の大切にしている「成長と成功」というPurposeはぶらさず、今後もカタリストとともにチャレンジし、柔軟に変化し成長し続ける企業で在りたいと思います。