社員がイキイキ働き、成果があがる組織になれないか?(プロジェクト背景と目的)
「ビジネス環境や社員の働き方の変化スピードが大変早い中で、組織が過去から担ってきた業務や雰囲気に縛られず、お客様や経営、他部門に対して本当に必要な業務を行なっていける組織に変わっていきたい。そのような組織変化を起こしていく中で、社員自身が自社の常識に閉じこもらずに、自分のキャリアを考える機会にしたい」そんな想いからプロジェクトがはじまりました。
社員の人生と、会社・組織の役割を紐づける研修(実施内容)
一般社員と管理社員を対象に、全4回の研修を行いました。自身の人生を振り返りながら自分のキャリアの方向性を考えると共に、自分のキャリアの方向性が担当業務や部門の活動と、どのように繋がるかを考えていきました。最終的には、今後、部門としてやっていきたいあるべき像を発表し、未来の部門と自分のキャリアを整理しました。
研修実施期間中に緊急事態宣言が発令され、リモート環境で研修を行いましたが、活発なワーク、ディスカッションが行われました。
若手から提案が生まれる、管理職との距離が縮まる(プロジェクト成果)
研修を通して、若手社員の在り方と組織の雰囲気が変化していきました。今まではどのような目的で業務を行えばよいか分からず、提案したくても提案できなかったようです。研修により、管理職の方とも話しやすい関係が再構築され、気づいた提案をどんどん相談していけるようになりました。さらに、自分のやりたいことや得意が再認識でき、目の前の業務が、自分のキャリアにどのように繋がっているかも意識できるようになったそうです。