受講の理由
最終的に自分の達成したいことやビジョンに対して、今の仕事や取り組んでいることが、本当に最適なのか?もっとやるべきことがあるのではないか?という違和感が常に心の中にありました。
コロナの広がりで、内省する時間が増えていたこともあり、そこにしっかりと向き合って解消できないかと考えていた時に、気づきのきっかけになればと思い受講しました。
ストーリーが見つかり、意識的に行動できる
セッションの中で、自分史を作成しながら人生の共通点である「ストーリー」を探していきました。実際に人生史を作成してみると、過去から今に確かに流れていて、未来に繋がっていくんだろうなというものが、いくつも見つかりました。
具体的なストーリーとしては、リーダーやまとめ役といったものです。学生時代からそういった役割を引き受けることが多く、今もそのような立場で仕事をしています。
その一方で、相手を傷つけたくない、といったものも見つかりました。そのためか、実をいうとリーダーとして仕事を任せて育成していくことにやや躊躇がありました。しかし、ビジョンや方向性を伝えて皆を導いていくことは自分にとって自然なことだと気づくことができたことで、相手を尊重しながら育成するという自分らしさを活かしたリーダーとしての振る舞いが迷いなくできるようになりました。
そのような気づきを通して、自分の未来へのつながりが薄く感じられていた今の仕事にも、実は過去から色濃く繋がりがあることに気づき、未来に向けてなぜ今の仕事をするべきなのか確信を取り戻すことができました。
未来への道筋に確信がもて、毎日活き活きと仕事できている
さらに、将来、一緒に何かやろう!と話していた高校からの友人との関係にもいい変化が起きました。博士課程でロボット研究をしていた彼は、次の進路についての決断を迫られていました。どのような形で合流していこうか悩んでいましたが、私はさらに経験を積み、彼も社会の現場から課題を捉えて解決する能力を養い、ゆくゆくは、社会課題を解決するような事業に取り組んでいこうという結論を自然と導き出せていました。
このように、今置かれた状況や未来に何かが生まれそうな出来事と、ビジョンや最終的なゴールまでが、一本の線でつながることが理解できました。自分が今まさにストーリーの中を生きていることがわかり、納得感を持って今の会社に残るという決断ができました。
未来につながるという確信を持てているからこそ、毎日活き活きとエネルギッシュに仕事ができています。